2007年04月25日

天皇賞 マツリダゴッホ盾取り先回り

天皇賞(29日・京都) 関東の4歳馬マツリダゴッホは、“アウェー”の不利をプラスに変えるため、早々と栗東に入った。年明けのAJC杯で重賞初制覇。続く日経賞は1番人気で3着に敗れたが、すぐに気持ちを切り替えて西へ移動、じっくり体調を整えて来た。陣営が見込む「3つの効果」が発揮されれば、頂点に立つことも夢ではない
初めて挑むGIへ、細心の準備を施してきた。4月3日、マツリダゴッホは、3週間以上も先の天皇賞に向けて栗東トレセン入り。長期滞在による“必勝プロジェクト”を進めてきた。

 〈1〉当日輸送が可能 「線が細く、輸送で体重を減らしたことがある」と国枝調教師。この馬にとって、前日輸送を避けることができるメリットは大きい。昨年5月の中京遠征(白百合S)では、馬体重が8キロ減。見せ場もない7着に敗れた。

 栗東トレセンは、戦いの場である京都競馬場から目と鼻の先にある。「こちらに来て2、3日はカイバ食いが落ちたけど、今ではしっかり食べている」藤井調教厩務員は体調の維持に手応えを感じている。

 〈2〉栗東の施設で強化 02年秋以来、2度目の滞在となる藤井調教厩務員は「栗東の調教施設の方がタフ」と施設の違いを強調する。例えば、美浦ではフラットな逍遙馬道も、激しい起伏を伴うコースとなっている。「美浦とトータル的な量は変わりないが、質が違っている」。淀の3200メートルを乗り切る体力を身に付けるには、もってこいの場所なのだ。

 〈3〉スタッフの学習効果 西高東低と言われる中、スタッフが関西馬の強さの秘密を学ぶことにもつながっている。「施設は違っても、工夫すれば美浦で補えることが分かったし、こっちに来ていろいろ勉強になった」と藤井調教厩務員は収穫があった様子だ。

 約3週間の栗東生活は、マツリダゴッホにとって間違いなくプラスに働いている。2か月ぶりだった日経賞を叩いて状態は上向き。“敵地”に乗り込んだ関東馬は、プラン通りに本番を迎えられそうだ。
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天皇賞・春 角居師デルタ積極策で

 「キーマンの懐へ」では天皇賞・春(29日、京都)にデルタブルースを送り出す角居勝彦調教師(43)の胸の内に迫った。(フリーライター平松さとし)

 ――デルタブルースの前走(阪神大賞典4着)ですが、スタートから普段以上に押していく形。結局2番手で折り合いましたが、いったんはハナに立つシーンもありました。

 角居師 レース前に「できたらメルボルンC(豪G1、1着)のような積極策でいってくれ」と岩田騎手に指示を出しました。それでああいうスタートになったのだと思います。

 ――しかし正面スタンド前で外から次々とかぶされる形(位置取りも5番手に後退)。長距離戦にもかかわらず最内枠が響く形になってしまいました。

 あの距離(3000メートル)ならどこかで外へ出せると思っていたけど、結局最後まで出せずに終わってしまいました。前残りの流れでもあったし、ああなると苦しいですね。でも直線もこの馬なりに伸びていたし、悲観する内容ではなかったと思います。

 ――メルボルンCで岩田騎手は直線に近い形状の最終コーナーを最後の直線と間違えて(最終コーナー手前から)早めに追い出してしまった。なにしろ、フレミントン競馬場は初騎乗でしたから。にもかかわらず押し切っての勝利。ああいうしぶとさがこの馬の真骨頂ですね。思い起こせば、菊花賞(1着)も直線入り口で先頭でしたから。

 そうですね。少々早めに抜け出すような形でも我慢してくれるスタミナが持ち味だと思います。ここもそういう競馬に持ち込めれば…と考えています。

 ――そういう意味では昨年の春の天皇賞(10着)は消極的な競馬になってしまった。

 ええ。距離は延びれば延びるほど良いタイプですからね。昨年は後ろからになり過ぎただけ。メルボルンCを勝っているようにこの距離が駄目ということではありません。

 ――その昨春は京都記念(5着)、阪神大賞典(3着)と2度叩いてからの参戦。今年は阪神大賞典だけ。この臨戦過程はどうでしょう?
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2007年04月24日

天皇賞 名将語るサムソンの強さ

「天皇賞・G1」(29日・京都)、騎手&調教師で500勝達成。史上3人目の勲章を手にしたばかりの高橋成忠調教師が、トレーナーとして初のG1奪取を誓い、春の盾に挑む。昨年の2冠馬メイショウサムソンは、瀬戸口勉元調教師の定年引退に伴い、預かることになった。転きゅう後、初めてのレースだった前走の大阪杯を制した。名馬を預かることになったプレッシャーや、預かって初めて分かったサムソンの強さなどを聞いた。
 月曜朝、高橋成きゅう舎には、がむしゃらにカイバおけに顔を突っ込む2冠馬メイショウサムソンの姿があった。「よく食べるし、テンションも上がっていない。状態は悪くないよ」と中田きゅう務員。ここまでは順調にきているようだ。
 今季初戦、そして転きゅう初戦となった大阪杯を快勝。突然舞い込んできた2冠馬を任され、相当なプレッシャーと闘った。「内容うんぬんよりも、勝ててホッとしたよ」と本音がこぼれたが、あの一戦でベテランきゅう務員と2冠馬サムソンとの距離は急速に縮まった。「久々だから引っ掛かると思っていたが、しっかりと折り合っていたね。馬自身が成長しているんだと思う」。盾制覇へ向けて、確かな手応えをつかんだ。
 人馬ともに自信をつけて本番に挑む。「初めは癖が分からなかったが、扱いやすい馬だよ。いつでも平常心って感じかな」。前哨戦をひと叩きしたことで「しっかりしてきた。きちっと食べて馬体が締まってきたのがいいね」。すべての面において前進はあっても後退はない。
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天皇賞メイショウサムソン

メイショウサムソンの主戦・石橋守騎手(40)は、大阪杯での復活Vを「自分自身としても価値ある勝利だった」と胸を張る。昨年5月のダービー以来の美酒。59キロを背負って、57キロのシャドウゲイトを退けた。着差は1/2馬身とわずかだったが「いつもより後ろの位置取りだったし、前も楽なペース。完勝だった」と振り返る。今にして思えば、去年の秋は追い出しての反応が鈍かった面があった。大阪杯は3角すぎから動いて相手を競り落とす、サムソン本来の型。2冠を制した自信を取り戻した一戦だった。
 石橋守が強調するのが精神面の成長だ。「もともとがどっしりとしていてイライラするタイプではないが、放牧に出したことで精神的にリフレッシュできた」。高橋成師がこだわった牧場での休養が、はっきりとした形になった。大阪杯から始動した効果はてきめんだ。
 3冠を狙った菊花賞で4着に敗れた。マラソンレースへの適性を疑問視する声もあるが、石橋守は「あの日は時計が速過ぎた。サムソンの時計でも、従来のレコードに近いもの」という。3200メートルに何ら不安なし。パートナーへの信頼は揺るぎない。
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大魔神が2900万円馬落札…ブリーズアップセール

JRAが購入、育成した2歳馬をセリ方式で売却する「JRAブリーズアップセール」が23日、初めて関西圏の阪神競馬場で開催された。この日は60頭が売却され、最高価格はボストンハーバー産駒(牝)の3050万円だった。同セールには、元プロ野球選手の大魔神・佐々木主浩さん(39)も参加し、キャプテンスティーヴ産駒を牡馬最高価格の2900万円で競り落とした。
佐々木さんは昨年11月に馬主登録されたばかりだが、この日は“直球勝負”。相手が値段を上げると、間髪入れずに競り上げて、お目当ての「リキアイワンダーの05」(血統名)を落とした。祖母はJRA重賞4勝を挙げたリキアイノーザンだ。「自分の車より高くなった」と苦笑い。美浦・河野厩舎には27日に入厩の予定。
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トリック体力勝負に自信/天皇賞・春

 トウカイトリックは昨年9着に続き2度目の春の盾参戦となる。「最近は差す競馬を覚えていい脚を使えるようになっている。去年はどういうレースをするのか、馬が戸惑っていた部分があると思う」と大平助手。「馬場は良でも道悪でもお構いなし。心肺機能が高い。距離適性を考えれば、G1を勝つにはここしかない」とスタミナ勝負に自信をのぞかせた。
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サムソン食欲旺盛/天皇賞・春

メイショウサムソンは全休日とあって馬房で静養。カイバを平らげる姿を頼もしげに見守る中田厩務員は「モリモリ食べているでしょ?前走後は1週間で体が戻った。しっかり食べるから回復も早い。しっかり稽古をやって、いい筋肉もついている。距離?この馬のことを一番よく分かっている騎手に任せるだけ」と石橋守に全権委任する。
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2007年04月23日

ベッラレイアまるで女王の末脚…フローラS

フローラS(22日) 5月20日に控えるオークスの前哨戦は、1番人気のベッラレイア(秋山)が評判通りの末脚で重賞初制覇を成し遂げ、有力候補に躍り出た。2着には1勝馬のミンティエアーが入り、逃げたイクスキューズが3着に残った。以上の3頭は本番の優先出走権を得た。
写真はコチラ

 直線に向いた時、目の前に立ちはだかったライバルたちの壁。それを見ても、秋山は慌てることなく、ベッラレイアを外に導いた。「追い出した時には、まだイクスキューズはだいぶ前にいた。それでも、きっちりかわしてくれましたね」うわさの大物牝馬がベールを脱いだのだ。

 いつもと比べ、この日は五分のスタートだった。それが、走りのリズムを狂わせた。「ポンと出たら、ペースが緩くてかかってしまった」と秋山は苦笑い。直線では手応えのなくなった馬がズルズルと下がってきたが、上がり34秒3の脚で難なく突き抜けた。

 「今日は勝てなくても、権利を取ればいいと思っていた。オークスへ向けて、いろいろ試したかったから」レース前は余裕を見せていた平田調教師も「一番苦しい競馬をしていたと思うよ」。それでも“苦難”を乗り越えた愛馬に「相当な能力を持っているね」と改めて自信を深めた様子だ。

 平田師自身も重賞初勝利で、オークスへの出走権を獲得した。G1へは昨春の天皇賞にストラタジェム(3着)を出走させているが、同馬は定年退職した北橋元調教師から受け継いだ馬だった。自ら育てた馬での参戦は初めてとなる。

 「今度は実感がある。相手は強いと思うが、この馬も挑戦権をもらったわけですから」と夢を広げる。ダイワスカーレット、ウオッカの2強に“くさび”を打ち込む馬が誕生した。

 ◆ベッラレイア 父ナリタトップロード、母マリスター2(父ボールドスキ)。牝3歳の鹿毛。戦績4戦3勝。総収得賞金7562万1000円。重賞初制覇。生産者・北海道安平町(旧早来町)のノーザンファーム。馬主・植中昌子氏。栗東・平田修厩舎所属。

 ◆記録メモ ◆馬名の意味 ベッラはイタリア語で「美しい」、レイアはギリシャ神話の「大地の女神」 ◆父ナリタトップロード 05年に心不全で死亡。産駒はJRA重賞初勝利。 ◆オークスとの相性 このレースとオークスを連勝した馬は87年のマックスビューティが最後。 ◆平田修調教師 06年3月開業。JRA重賞初勝利。
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ファンも名手に大興奮/マスターズ

名騎手のハッスルプレーにファンも大満足だった。地元・府中市の岡田行夫さん(66)は「アイネスフウジンで中野が勝ったダービーは目の前で見ていたし、あの時の大歓声は忘れられない。毎週来ているが、こういう企画はずっと続けてほしい」と話した。また、現役時から松永の大ファンで静岡県から来たという杉山優子さんは一眼レフカメラを手に「写真ばっちり撮りました」と笑顔だった。
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河内「100点満点」V/マスターズ

ダービー、オークスを制した往年の名騎手9人で争われたドリームレース「ジョッキーマスターズ」が22日、東京競馬場で行われた。最終レース終了後、第13レースとして行われたが、約4万6000人のファンが残り、大歓声を送った。レースは直線で内を突いた河内洋(52)が抜け出して優勝した。

 「落ちないように乗ってくるよ」「競馬になるか心配だな」不安な言葉ばかり口にしていた面々だが、そこはやはり“名”のつくジョッキーたちだ。

 ゲートを一斉に出ると、きっちり折り合ってのポジション争い。若さに任せて先手を奪ったのが松永。引退したばかりの本田が続いて、安田、河内…きれいな隊列が出来上がった。最初に見せ場をつくったのが根本。3コーナーから大外を一気にまくっていくと大歓声が沸き起こった。直線も現役さながら!?の追い比べ。失速した松永を楽々と河内がかわしていくと、サッと右ステッキを抜き出し1発。さらにもう1発加えて後続を突き放した。

 スタート前のパドックには“各騎手”を応援する横断幕が登場。それぞれがダービー、オークスを勝った時の勝負服で馬上から手を振るとファンから「カワチー」「オカベー」と名前を絶叫する昔ながらの声援が飛び交う最高の盛り上がりを見せた。

 優勝した河内は「同じような力の馬だから折り合って内々を回ろうと思ったがうまくいった。やはり調教とレースは違う。馬から下りたら足がガクガクした。レース感は失っていなかったので100点満点を自分にあげたい。まだまだオレもいけるやろ」と笑顔を振りまいた。岡部も「競馬の大変さがあらためて分かった。楽しかったし、またチャンスがあったら騎乗したい」と満足げ。

 お金がかかっていなくても“名手たちの戦い”はオールドファンもヤングファンも巻き込んで大盛況だった。
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ベッラレイア樫名乗り!/フローラS

大外一気でクラシックタイトルが見えた!オークスTR「第42回フローラS」が22日、東京競馬場で行われ、1番人気のベッラレイアが直線で豪快に突き抜けて快勝。オークス(5月20日、東京)に名乗りを上げた。管理する平田修師(46)はJRA重賞初勝利。2着ミンティエアー、3着イクスキューズの3頭がオークスの優先出走権を獲得した。

 場内が一瞬静まりかえるような末脚。ベッラレイアが大外を豪快に突き抜ける差し切り勝ちで、オークス切符を手に入れた。出遅れて最後方追走となった前走から一転、スタートを決めると中団よりやや後ろの位置で駒を進めた。「ペースが上がらないので馬が行きたがった」と秋山。向正面で掛かり始めた同馬を馬上で必死になだめた。直線坂下で外に持ち出すとエンジン全開。前を行く11頭をまとめてかわした。

 「今までで一番厳しい競馬だった」。平田師が振り返るように試練の一戦だった。道中は馬群の内に閉じこめられたまま。直線入り口ではバテて下がってきた一団をさばくのに手間取り、馬体を接触させながら強引に外へ。「スペースが空いたところに突っ込むつもりだったけど、前が壁になったので外に出した。逃げたイクスキューズがかなり前方に見えたので届かないと思ったが、追い出してからは凄い脚を使ってくれた」と苦笑いの秋山。スムーズなレースではなかっただけに、より一層末脚の破壊力が際立った。

 平田師も「包まれて、掛かって、直線でヨレて…。それでも勝つんだから強いよね。馬も鞍上も今後に向けていい勉強になったと思う」と収穫を強調した。

 重賞を3度除外されて賞金が足りず、桜花賞には出走できなかった。ようやくつかんだクラシック切符。平田師は「本番は相手が違う。特に“あの2頭”は強いから」と桜花賞1、2着のダイワスカーレット、ウオッカに真っ向から挑む構え。「テンションを上げないように体調を万全に整えて向かいたい」と自身初の重賞Vに浮かれることなく、気持ちを引き締めた。府中の直線で真価を発揮したベッラレイア。その剛脚は本番でも確実に脅威の存在となる。

 ▼ベッラレイア 父ナリタトップロード 母マリスター2(母の父ボールドスキ)牝3歳 栗東・平田厩舎所属 馬主・植中昌子氏 生産者・北海道安平町ノーザンファーム 戦績4戦3勝 総収得賞金7562万1000円 重賞は初制覇。
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柴田政師がスターター/マスターズ

歴史的13Rにはいくつものサプライズが仕掛けられていた。誘導馬にはJRA初の女性騎手として活躍した細江純子さんと横山典、後藤の現役2人が騎乗。スターターはウインニングチケットで93年ダービーを制した柴田政師。台上で赤い旗を振る姿がターフビジョンに映し出されると場内から大歓声が上がった。横山典は「お客さんがたくさん残ってメーンレースより盛り上がっていたね。ファンが喜んでくれたのが何より」と話した。
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ジョッキーマスターズ、河内洋騎手が優勝

東京競馬場で22日、日本ダービー(GI)またはオークス(GI)に優勝経験のある9名の元騎手たちによるエキシビションレース・ジョッキーマスターズ(芝1600m)が行われた。

 最終レース終了後、細江純子さん、横山典弘騎手、後藤浩輝騎手による3頭の誘導馬を先頭に、騎乗馬に跨った騎手たちがパドックを周回すると、ファンも騎手も笑顔いっぱいの和やかな雰囲気に包まれた。

 柴田政人調教師がスターターを務め、スタートしたレースは松永幹夫騎手(モンテサファイヤ)が先手を取り、本田優騎手(メイショウモリゾー)が2番手を追走。以下、河内洋騎手(ゴールデンメドウ)、中野栄治騎手(ヤマニンイグジスト)という隊列でレースが進み、直線に入って河内洋騎手(ゴールデンメドウ)が内を突き先頭に立つと、本田優騎手(メイショウモリゾー)の追撃を3/4馬身差抑え優勝した。さらにクビ差の3着に安田隆行騎手(パスアンドゴー)、3馬身差の4着に加藤和宏騎手(タマモシャイン)、ハナ差の5着に岡部幸雄騎手(クウェストルージュ)が入った。勝ちタイムは1分40秒2(良)。全着順は以下の通り。

※左から騎手名、斤量、馬名、性齢
1 河内洋(53.5) ゴールデンメドウ(牝4)
2 本田優(58.0) メイショウモリゾー(牡4)
3 安田隆行(55.0) パスアンドゴー(牡7)
4 加藤和宏(57.0) タマモシャイン(牡4)
5 岡部幸雄(54.5) クウェストルージュ(牡3)
6 的場均(56.0) マーズエクスプレス(牝5)
7 松永幹夫(54.0) モンテサファイヤ(牝4)
8 中野栄治(59.0) ヤマニンイグジスト(牡3)
9 根本康広(57.5) サイバートランス(牡7)
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2007年04月22日

史上最速&最年少 武豊2900勝

またしても史上最速&最年少で節目V-。武豊騎手(38)=栗東・フリー=が21日の京都7Rでニルヴァーナに騎乗して逃げ切り、JRA通算2900勝を達成した。岡部幸雄元騎手(2943勝)に次いで史上2人目。87年3月のデビューから20年2カ月での大台到達は、岡部元騎手の37年3カ月を大幅に上回っている。
 7日の中山12Rを勝ってから、区切りの1勝を挙げるまでに2週間の足踏み。ユタカらしからぬ“生みの苦しみ”を味わった。「リーチがかかってから足踏みしていたので、達成できて良かった」と、ホッとしたように喜びをかみしめた。
 07年の騎乗は1月20日から。昨年12月6日に香港・ハッピーヴァレー競馬場で騎乗停止処分を受けたことが響いた。「今年はスタートで出遅れた。例年に比べるとペースが遅かった」と楽な道のりではなかった。
 これで岡部元騎手の持つJRA最多勝記録の更新、そして年内の3000勝到達も見えてきた。「これからペースアップしていきたい」と、喜び以上の気持ちで意気込みを語ったユタカ。天才が大記録へ向けてさらに加速する。
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ローズ追い切り絶好/東京6R

追い切りで絶好の動きを見せたローズオットーを狙う。放牧で2カ月ほどレース間隔があいたが、今週は坂路で併せ馬を行いラスト1ハロン11秒9の鋭い伸び脚を披露。1週前にも坂路で49秒8の速い時計が出ており、久々でも仕上がりは万全だ。
 状態の良さに加えて、能力もここでは上位。前走はG3のクイーンCに格上挑戦し、コンマ6秒差5着に好走している。昨秋の芙蓉Sでは後のG1馬ドリームジャーニーの2着した実績もあり、潜在能力は間違いなくオープン級。決め手を生かせるこの距離も合い、直線一気の差し切りが濃厚だ。馬単は(8)から(7)(13)(5)(3)(4)(12)。
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戦法多彩クォーツを狙う/東京12R

戦法が多彩なハイエンドクォーツを狙ってみたい。前走の飯坂温泉特別は先行策に出て2着、2走前の中山では後方からの追い込みで連対した。ともに2000メートル以下の競馬だが、昨秋には福島2400メートルで勝利を飾っており、今回の距離にも不安はない。早めの仕掛けで抜け出しても、脚をためての追い込みでも直線で抜け出せる。2着続きのうっ憤を晴らす。
 37秒台の切れ味で勝負するエプソムボスが相手筆頭だが、前前で攻めるカレンパパの前残り、長距離で連対実績の多いオースミダンスインも怖い。ランダムシードと、重量56キロと恵まれたフミノブルースカイを連下に。馬単(6)=(7)、(6)=(14)、(6)(8)、(6)(9)、(6)(16)。
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フローラS ベッラレイア勝ち方に注目

東京11RフローラSはベッラレイアの力が断然です。前走は3角最後方から、大外を回って上がり34秒0の豪快な脚で差し切りました。能力の高さを見せつけた一戦といえます。馬体もふっくらとして仕上がり万全。2000メートルも折り合いがつくので問題ありません。オークス出走が大目標。勝ち負けより、勝ち方に注目したいですね。
 対抗はホクレレ。フラワーCでは、外に振られる不利がありながら、1馬身半差の2着に好走しました。勝負根性があり、前前で流れに乗れば好勝負になります。ミンティエアーの前走は不利が重なりました。スムーズな競馬なら上位を狙えるでしょう。マイネルーチェは左回りに実績があります。そのほかではランペイアとミルクトーレルを押さえます。馬単(2)=(6)、(2)=(3)、(2)(16)、(2)(8)、(2)(4)。
 ◆東京10R フォルテピアノの巻き返しに期待します。春風Sでは最初の芝でスピードに乗り切れませんでしたが、2走前には後続を寄せ付けない3馬身差の圧勝劇を見せました。このクラスでも通用する力はあります。対抗はレキシントンシチーです。ダート戦では底を見せておらず昇級初戦でも侮れません。クラス2戦目で変わり身が期待できそうなビッグアラミスが3番手。クラス慣れしたヒカルバローロとグランプリオーロラを押さえます。馬単(6)=(7)、(6)=(11)、(6)(14)、(6)(5)。
 ◆京都11R メイショウトウコンが主軸です。不良馬場だったフェブラリーSで大敗しましたが、ダート戦での安定感は抜群。2走前の平安Sでサンライズバッカスを抑えた一戦は、高い能力の証明です。得意の京都で巻き返します。対抗のキクノアローは安藤勝騎手とは好相性。名古屋大賞典は4着でしたが、大崩れはありません。一発ならワイルドワンダーでしょう。前走で豪快な差し切り勝ちを決め、勢いがあります。トーセンブライトは1度たたいた上積みが見込めそうです。押さえはタガノサイクロンとクワイエットデイにします。馬単(10)=(4)、(10)=(6)、(10)(15)、(10)(1)、(10)(3
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アンタレスS あるぞオーガストの大駆け

京都11RアンタレスSはオーガストバイオの大駆けに期待した。前走のマーチSで11着に大敗したためか人気は急落したが、敗因は終始馬群の外を回る距離ロスが響いたため。さらに、脚抜きのいいコンディションとなり道中は緩みのないペースで流れ、そこを気分良く行き過ぎたため直線での粘りを欠いた。決して力負けではなく、このメンバーなら上位争いできる。
 そのマーチSを勝ったクワイエットデイが人気となりそうだが、前々走の仁川Sでは1着のクワイエットから鼻+鼻の3着に好走している。この時はクワイエット54キロに対し、オーガストは55キロ。それが今回は逆に1キロ軽くなる。京都ダートでは16戦して2勝、2着4回の戦績を残しており、コース替わりはプラスだ。18日の栗東Bコースでの最終追い切りでは6ハロン78秒9、上がり3ハロン36秒9、ラスト1ハロンは鋭く伸びて11秒6と上々の時計を出しており、仕上がりは文句なし。再度、小牧騎手の手綱でVロードを突っ走る。馬単(8)=(3)、(8)=(15)、(8)(4)、(8)(1)、(8)(6)、(8)(10)。
 ◆京都9R マルブツライトのチャンスが濃厚とみる。3歳時には菊花賞にも駒を進めた(8着)実績があるように、1000万なら地力は上位。11頭立てと出走頭数が手ごろで、これといった強敵は見当たらず相手に恵まれた。外めの枠を得たのも好材料で、力は存分に発揮できる。馬単(8)=(6)、(8)=(11)、(8)(2)、(8)(5)、(8)(7)、(8)(9)。
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ドリューが44戦目で重賞初V/福島牝馬S

<福島牝馬S>◇G3◇福島◇芝1800メートル◇4歳上牝◇出走16頭
 柴山雄一騎手(29)が手綱を取った9番人気スプリングドリュー(牝7、堀)が混戦を制し、44戦目にして重賞初制覇を飾った。勝ちタイムは1分46秒6。創設以来4年連続で馬単、3連複が万馬券となった。
 ゴール前、芦毛の馬体が飛んできた。目の覚めるような末脚に内の各馬が止まって見えた。「具合はいいと聞いていたし、このメンバーなら、切れたらそこそこやれると思っていた」と柴山。逃げたダイワパッションの流れは、前半1000メートル58秒0のハイペース。後方から徐々に進出し、直線は外へ出して突き抜けた。
 人気はなかったが柴山には自信があった。府中牝馬S以来の騎乗。当時は6着に敗れたが、上がりタイムは勝ち馬に次ぐ34秒0。一級品の末脚を持っていることを確信していた。06年中山金杯(ヴィータローザ)以来3つ目の重賞タイトルに「すごくうれしいです」と満面の笑みを浮かべた。
 堀宣行師(39)は今後について「様子を見てヴィクトリアマイルに向かう」と話した。同競走にはビーナスライン、ジョリーダンスも出走予定。堀厩舎がG1戦線をにぎわせる
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大井「JBC競走」予定通り開催決定

大井競馬の「現役外国馬転入」の開放により、馬産地サイドのJBC協会からの約1億円の支援が中止になり、JBCの名称使用も微妙だった「第7回JBC競走」(10月31日、大井競馬、G1)は当初の予定通り「第7回JBCスプリント」=1200メートル、1着賞金8千万円、「第7回JBCクラシック」=2000メートル、1着賞金1億円=で実施されることになった。
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