2007年04月26日

メイショウサムソン、春の盾奪取へ炎の猛時計=天皇賞・春 最終追い切り

第135回GI天皇賞(春)(4月29日、京都競馬場)へ向けての最終追い切りが25日、滋賀県栗東トレーニングセンターで行われ、出走各馬が春の盾奪取へ気合十分の動きを披露。その中でも、昨年の3歳牡馬クラシック二冠馬のメイショウサムソン(牡4=高橋成厩舎)がDWコース6F76秒7の猛時計で“ポスト・ディープインパクト”を猛アピールした。

 主役不在とは言わせない。昨年のGI皐月賞、GI日本ダービーを制し最優秀3歳牡馬に選ばれたメイショウサムソンが、伝統の一戦である天皇賞(春)制覇に燃えに燃えている。
 最終追い切りはDWコース。準オープンの5歳馬メイショウディオがなんと10馬身近くも先行する形となったのだが、二冠馬はスタートから抜群の行きっぷりでハイラップを刻んでいくと、その差が見る見る縮まり、直線では馬体がぴったり平行。さすがに、そこから突き放すことはできなかったものの、最後までバテることなく鞍上の石橋守がビッシリと追い切った。ほぼ同入で時計は6F76秒7、ラスト1F12秒3。時計はもちろん、動きも二重丸の合格点。感触を確かめた石橋守が胸をはって答えた。
 「休み明けを使ってから順調に来ていますね。今週は思ったより速い時計になって、先週よりかなり追いかける形になったけど、追い出してからの反応は良かったです」
 一方、今年2月いっぱいで定年引退を迎えた瀬戸口勉元調教師からメイショウサムソンを引き継いだ高橋成忠調教師も、「これだけ目いっぱいにやれたんだから、状態がいいということでしょう。いい感じでここまで来られたし、ジョッキーに自信を持って乗ってもらえるような出来に仕上がったと思います」と満足の表情を浮かべている。

 ダービーを勝って二冠馬となった後の昨秋以降は、史上7頭目の三冠制覇に失敗したGI菊花賞をはじめ、結果を残せず未勝利で終わってしまったメイショウサムソン。しかし、GI有馬記念5着以来、約4カ月ぶりの出走となった今年4月1日のGII大阪杯では復活の雄たけびを挙げる快勝を飾った。
 「休み明けだったので折り合いを心配していたんですけど、しっかり折り合うことができて、いいレースだった」と石橋守。「有馬記念後に放牧に出されたことで、精神的にすごくリフレッシュされている」とも語っているように、ちょうど1年前の春に大ブレークしたころの強いメイショウサムソンに戻っているようだ。皐月賞、ダービーを連勝した輝きを取り戻していれば、同期の菊花賞馬ソングオブウインドやライバルのドリームパスポートが不在のこのメンバーなら実績は一枚も二枚も上。ディープインパクトが去った後の主役はオレたちしかいない、と言わんばかりに石橋守は気合の意気込みを語った。
 「古馬の風格が出ているというか、本当にいい感じで来ていますね。この馬は僕に初めてGIを勝たせてくれた馬だし、いいレースをして恩返しをしたいと思っています。ダービー馬に恥じないレースをしたいですね」

 二冠馬の誇りにかけても、ここは他馬を力でねじ伏せたい。日本一の称号である伝統の一戦を制し、メイショウサムソンが“ポスト・ディープ”として名乗りを挙げるか。
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2007年04月25日

天皇賞 マツリダゴッホ盾取り先回り

天皇賞(29日・京都) 関東の4歳馬マツリダゴッホは、“アウェー”の不利をプラスに変えるため、早々と栗東に入った。年明けのAJC杯で重賞初制覇。続く日経賞は1番人気で3着に敗れたが、すぐに気持ちを切り替えて西へ移動、じっくり体調を整えて来た。陣営が見込む「3つの効果」が発揮されれば、頂点に立つことも夢ではない
初めて挑むGIへ、細心の準備を施してきた。4月3日、マツリダゴッホは、3週間以上も先の天皇賞に向けて栗東トレセン入り。長期滞在による“必勝プロジェクト”を進めてきた。

 〈1〉当日輸送が可能 「線が細く、輸送で体重を減らしたことがある」と国枝調教師。この馬にとって、前日輸送を避けることができるメリットは大きい。昨年5月の中京遠征(白百合S)では、馬体重が8キロ減。見せ場もない7着に敗れた。

 栗東トレセンは、戦いの場である京都競馬場から目と鼻の先にある。「こちらに来て2、3日はカイバ食いが落ちたけど、今ではしっかり食べている」藤井調教厩務員は体調の維持に手応えを感じている。

 〈2〉栗東の施設で強化 02年秋以来、2度目の滞在となる藤井調教厩務員は「栗東の調教施設の方がタフ」と施設の違いを強調する。例えば、美浦ではフラットな逍遙馬道も、激しい起伏を伴うコースとなっている。「美浦とトータル的な量は変わりないが、質が違っている」。淀の3200メートルを乗り切る体力を身に付けるには、もってこいの場所なのだ。

 〈3〉スタッフの学習効果 西高東低と言われる中、スタッフが関西馬の強さの秘密を学ぶことにもつながっている。「施設は違っても、工夫すれば美浦で補えることが分かったし、こっちに来ていろいろ勉強になった」と藤井調教厩務員は収穫があった様子だ。

 約3週間の栗東生活は、マツリダゴッホにとって間違いなくプラスに働いている。2か月ぶりだった日経賞を叩いて状態は上向き。“敵地”に乗り込んだ関東馬は、プラン通りに本番を迎えられそうだ。
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天皇賞・春 角居師デルタ積極策で

 「キーマンの懐へ」では天皇賞・春(29日、京都)にデルタブルースを送り出す角居勝彦調教師(43)の胸の内に迫った。(フリーライター平松さとし)

 ――デルタブルースの前走(阪神大賞典4着)ですが、スタートから普段以上に押していく形。結局2番手で折り合いましたが、いったんはハナに立つシーンもありました。

 角居師 レース前に「できたらメルボルンC(豪G1、1着)のような積極策でいってくれ」と岩田騎手に指示を出しました。それでああいうスタートになったのだと思います。

 ――しかし正面スタンド前で外から次々とかぶされる形(位置取りも5番手に後退)。長距離戦にもかかわらず最内枠が響く形になってしまいました。

 あの距離(3000メートル)ならどこかで外へ出せると思っていたけど、結局最後まで出せずに終わってしまいました。前残りの流れでもあったし、ああなると苦しいですね。でも直線もこの馬なりに伸びていたし、悲観する内容ではなかったと思います。

 ――メルボルンCで岩田騎手は直線に近い形状の最終コーナーを最後の直線と間違えて(最終コーナー手前から)早めに追い出してしまった。なにしろ、フレミントン競馬場は初騎乗でしたから。にもかかわらず押し切っての勝利。ああいうしぶとさがこの馬の真骨頂ですね。思い起こせば、菊花賞(1着)も直線入り口で先頭でしたから。

 そうですね。少々早めに抜け出すような形でも我慢してくれるスタミナが持ち味だと思います。ここもそういう競馬に持ち込めれば…と考えています。

 ――そういう意味では昨年の春の天皇賞(10着)は消極的な競馬になってしまった。

 ええ。距離は延びれば延びるほど良いタイプですからね。昨年は後ろからになり過ぎただけ。メルボルンCを勝っているようにこの距離が駄目ということではありません。

 ――その昨春は京都記念(5着)、阪神大賞典(3着)と2度叩いてからの参戦。今年は阪神大賞典だけ。この臨戦過程はどうでしょう?
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2007年04月24日

天皇賞 名将語るサムソンの強さ

「天皇賞・G1」(29日・京都)、騎手&調教師で500勝達成。史上3人目の勲章を手にしたばかりの高橋成忠調教師が、トレーナーとして初のG1奪取を誓い、春の盾に挑む。昨年の2冠馬メイショウサムソンは、瀬戸口勉元調教師の定年引退に伴い、預かることになった。転きゅう後、初めてのレースだった前走の大阪杯を制した。名馬を預かることになったプレッシャーや、預かって初めて分かったサムソンの強さなどを聞いた。
 月曜朝、高橋成きゅう舎には、がむしゃらにカイバおけに顔を突っ込む2冠馬メイショウサムソンの姿があった。「よく食べるし、テンションも上がっていない。状態は悪くないよ」と中田きゅう務員。ここまでは順調にきているようだ。
 今季初戦、そして転きゅう初戦となった大阪杯を快勝。突然舞い込んできた2冠馬を任され、相当なプレッシャーと闘った。「内容うんぬんよりも、勝ててホッとしたよ」と本音がこぼれたが、あの一戦でベテランきゅう務員と2冠馬サムソンとの距離は急速に縮まった。「久々だから引っ掛かると思っていたが、しっかりと折り合っていたね。馬自身が成長しているんだと思う」。盾制覇へ向けて、確かな手応えをつかんだ。
 人馬ともに自信をつけて本番に挑む。「初めは癖が分からなかったが、扱いやすい馬だよ。いつでも平常心って感じかな」。前哨戦をひと叩きしたことで「しっかりしてきた。きちっと食べて馬体が締まってきたのがいいね」。すべての面において前進はあっても後退はない。
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天皇賞メイショウサムソン

メイショウサムソンの主戦・石橋守騎手(40)は、大阪杯での復活Vを「自分自身としても価値ある勝利だった」と胸を張る。昨年5月のダービー以来の美酒。59キロを背負って、57キロのシャドウゲイトを退けた。着差は1/2馬身とわずかだったが「いつもより後ろの位置取りだったし、前も楽なペース。完勝だった」と振り返る。今にして思えば、去年の秋は追い出しての反応が鈍かった面があった。大阪杯は3角すぎから動いて相手を競り落とす、サムソン本来の型。2冠を制した自信を取り戻した一戦だった。
 石橋守が強調するのが精神面の成長だ。「もともとがどっしりとしていてイライラするタイプではないが、放牧に出したことで精神的にリフレッシュできた」。高橋成師がこだわった牧場での休養が、はっきりとした形になった。大阪杯から始動した効果はてきめんだ。
 3冠を狙った菊花賞で4着に敗れた。マラソンレースへの適性を疑問視する声もあるが、石橋守は「あの日は時計が速過ぎた。サムソンの時計でも、従来のレコードに近いもの」という。3200メートルに何ら不安なし。パートナーへの信頼は揺るぎない。
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大魔神が2900万円馬落札…ブリーズアップセール

JRAが購入、育成した2歳馬をセリ方式で売却する「JRAブリーズアップセール」が23日、初めて関西圏の阪神競馬場で開催された。この日は60頭が売却され、最高価格はボストンハーバー産駒(牝)の3050万円だった。同セールには、元プロ野球選手の大魔神・佐々木主浩さん(39)も参加し、キャプテンスティーヴ産駒を牡馬最高価格の2900万円で競り落とした。
佐々木さんは昨年11月に馬主登録されたばかりだが、この日は“直球勝負”。相手が値段を上げると、間髪入れずに競り上げて、お目当ての「リキアイワンダーの05」(血統名)を落とした。祖母はJRA重賞4勝を挙げたリキアイノーザンだ。「自分の車より高くなった」と苦笑い。美浦・河野厩舎には27日に入厩の予定。
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トリック体力勝負に自信/天皇賞・春

 トウカイトリックは昨年9着に続き2度目の春の盾参戦となる。「最近は差す競馬を覚えていい脚を使えるようになっている。去年はどういうレースをするのか、馬が戸惑っていた部分があると思う」と大平助手。「馬場は良でも道悪でもお構いなし。心肺機能が高い。距離適性を考えれば、G1を勝つにはここしかない」とスタミナ勝負に自信をのぞかせた。
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サムソン食欲旺盛/天皇賞・春

メイショウサムソンは全休日とあって馬房で静養。カイバを平らげる姿を頼もしげに見守る中田厩務員は「モリモリ食べているでしょ?前走後は1週間で体が戻った。しっかり食べるから回復も早い。しっかり稽古をやって、いい筋肉もついている。距離?この馬のことを一番よく分かっている騎手に任せるだけ」と石橋守に全権委任する。
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2007年04月23日

ベッラレイアまるで女王の末脚…フローラS

フローラS(22日) 5月20日に控えるオークスの前哨戦は、1番人気のベッラレイア(秋山)が評判通りの末脚で重賞初制覇を成し遂げ、有力候補に躍り出た。2着には1勝馬のミンティエアーが入り、逃げたイクスキューズが3着に残った。以上の3頭は本番の優先出走権を得た。
写真はコチラ

 直線に向いた時、目の前に立ちはだかったライバルたちの壁。それを見ても、秋山は慌てることなく、ベッラレイアを外に導いた。「追い出した時には、まだイクスキューズはだいぶ前にいた。それでも、きっちりかわしてくれましたね」うわさの大物牝馬がベールを脱いだのだ。

 いつもと比べ、この日は五分のスタートだった。それが、走りのリズムを狂わせた。「ポンと出たら、ペースが緩くてかかってしまった」と秋山は苦笑い。直線では手応えのなくなった馬がズルズルと下がってきたが、上がり34秒3の脚で難なく突き抜けた。

 「今日は勝てなくても、権利を取ればいいと思っていた。オークスへ向けて、いろいろ試したかったから」レース前は余裕を見せていた平田調教師も「一番苦しい競馬をしていたと思うよ」。それでも“苦難”を乗り越えた愛馬に「相当な能力を持っているね」と改めて自信を深めた様子だ。

 平田師自身も重賞初勝利で、オークスへの出走権を獲得した。G1へは昨春の天皇賞にストラタジェム(3着)を出走させているが、同馬は定年退職した北橋元調教師から受け継いだ馬だった。自ら育てた馬での参戦は初めてとなる。

 「今度は実感がある。相手は強いと思うが、この馬も挑戦権をもらったわけですから」と夢を広げる。ダイワスカーレット、ウオッカの2強に“くさび”を打ち込む馬が誕生した。

 ◆ベッラレイア 父ナリタトップロード、母マリスター2(父ボールドスキ)。牝3歳の鹿毛。戦績4戦3勝。総収得賞金7562万1000円。重賞初制覇。生産者・北海道安平町(旧早来町)のノーザンファーム。馬主・植中昌子氏。栗東・平田修厩舎所属。

 ◆記録メモ ◆馬名の意味 ベッラはイタリア語で「美しい」、レイアはギリシャ神話の「大地の女神」 ◆父ナリタトップロード 05年に心不全で死亡。産駒はJRA重賞初勝利。 ◆オークスとの相性 このレースとオークスを連勝した馬は87年のマックスビューティが最後。 ◆平田修調教師 06年3月開業。JRA重賞初勝利。
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ファンも名手に大興奮/マスターズ

名騎手のハッスルプレーにファンも大満足だった。地元・府中市の岡田行夫さん(66)は「アイネスフウジンで中野が勝ったダービーは目の前で見ていたし、あの時の大歓声は忘れられない。毎週来ているが、こういう企画はずっと続けてほしい」と話した。また、現役時から松永の大ファンで静岡県から来たという杉山優子さんは一眼レフカメラを手に「写真ばっちり撮りました」と笑顔だった。
posted by 馬面仮面 at 08:59| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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